本の話 -books- 自分の本棚に他人の価値観を持ち込むということ【オルダス・ハクスリー著『すばらしい新世界』感想と考察】 こんにちは。皇月ノエルです。 『すばらしい新世界』はこんな人におすすめです! ディストピア小説が好き! 「理想的な社会とはどういうものか」について考える材料にしたい 現代の延長上にある、「ぶっ飛んだ世界観」に浸りたい 人と趣味につ... 2021.02.22 本の話 -books-
本の話 -books- 母を探す、自分を見つける【尾崎世界観『母影』ネタバレあり感想&考察】 こんにちは。皇月ノエルです。 尾崎世界観さん著『母影』(新潮社)を拝読しました。 「芥川賞候補作に選ばれた!」という報道を見た瞬間、気になって予約したもの。 届いて、わくわくしながらページを開きました。 以下、感想や考えたことなどを書い... 2021.02.05 本の話 -books-
本の話 -books- 淀む川と流れる人々【西條奈加『心淋し川』感想&考察】 こんにちは。皇月ノエルです。 直木賞受賞作、西條奈加さん著『心淋し川』(集英社)を拝読しました。 今回は物語の核心に迫るネタバレは含まないつもりです。 が、神経質な方はご注意の上でお読みくだされば幸いです。 感想と考察など 『心... 2021.02.03 本の話 -books-
本の話 -books- 表紙に示された関係性とは?【『推し、燃ゆ』ネタバレあり感想&考察】 こんにちは。皇月ノエルです。 第164回芥川賞に選ばれた、宇佐見りんさんの『推し、燃ゆ』(河出書房新社)を拝読しました。 感じること、考えること、共感することなどがたくさんあり、ぜひとも誰かと共有したい! と思いました。 ... 2021.01.30 本の話 -books-
本の話 -books- 「矯正」され「救われる」べき人は誰?【エミリー・M・ダンフォース『ミスエデュケーション』読後感想(ネタバレなし)】 こんにちは。皇月ノエルです。 クラウドファンディングで実現した翻訳書 水彩画のようなタッチの表紙に魅かれ、エミリー・M・ダンフォースさん著『ミスエデュケーション』(サウザンブックス社)を手に取りました。 巻末の「訳者あとがき」ま... 2021.01.20 本の話 -books-
本の話 -books- 繊細な「私」と一緒に向き合う差別・偏見【白尾悠『サード・キッチン』読後感想※微ネタバレあり】 こんにちは。皇月ノエルです。 明るい黄色の背表紙と、印象的なタイトルに惹かれて手に取った物語。 白尾悠先生著『サード・キッチン』(河出書房出版)。 読んで、私なりに感じたことをまとめていきたいと思います。 個人的な結末への印象を書く... 2021.01.05 本の話 -books-
本の話 -books- 運命の相手との出会い方と「私」の人生【加藤シゲアキ『オルタネート』読後感想】 こんにちは。皇月ノエルです。 直木賞候補作にも選ばれている、加藤シゲアキさん著『オルタネート』を拝読しました。 高校生たちの心情にフォーカスしたストーリーはとても面白く、「こんな感情に覚えがある」と懐かしさ&境界を見失いこち... 2021.01.02 本の話 -books-
文章を書くこと 文章を知るほど、国語の問題が馬鹿らしく見える 「国語が得意だ」という自意識は、私にとって大事なものです。 けれど同時に、虚しい。 「作者の意図」の問題に正解できるということは、他人の期待する姿を演じるのが上手いだけだから。 2020.12.10 文章を書くこと
本の話 -books- いけ好かない主人公なのに、応援せざるを得ない不思議【山田悠介著『俺の残機を投下します』私的感想】 こんにちは。皇月ノエルです。 最初に本屋で見かけてからというもの、タイトルと表紙に魅かれて「絶対読みたい!」と思っていた本。 それこそが、山田悠介さん著『俺の残機を投下します』(河出書房出版)です。 先日ついに購入し、熱中して読み切... 2020.11.09 本の話 -books-
スピ考察 -Spiritual messages- ゲームを考察してくれる精神科医【観察眼と考察がすごい】 考察しがいのありそうなゲームなのに……! こんにちは。スピリチュアル作家の皇月ノエルです。 突然ですが、「Neverending Nightmares」というゲームをご存知でしょうか? タイトルを直訳すると「終わらない悪夢」です。 強迫性... 2020.08.21 スピ考察 -Spiritual messages-