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原作とルールブックの相互理解【H.P.ラブクラフト『インスマスの影』読後感想】

TRPG
Image by Jörg Peter from Pixabay

こんにちは。皇月ノエルです。

新クトゥルフ神話TRPGの理解を深めるために

きっかけ:「紅文字」のエンディング(自己精神療法)

先日、若白髪伯爵さまの卓で「紅文字」を遊ばせていただきました。

【感想など】新クトゥルフ神話TRPG「紅文字」を遊んできました!
こんにちは。皇月ノエルです。 非線形シナリオ「紅文字」先日、人生初のオンラインセッションをやってきました!KP・主催者は、若白髪伯爵さま。回してくださったシナリオは「紅文字」です。これは、第7版ルールブックに掲載されている公式...

7版では、SAN値回復のために「自己精神療法」という方法が選べるのですが、同卓した方のシーンがとても良かった。

さらにはPCの設定を活かし、さらには原作の設定も活かした描写をしたKPのセンスにも感動させられました!

 

そんなめちゃくちゃ良い卓に参加させていただいたことをきっかけに、「あ、やっぱり原作の知識があった方が良いな」と実感したわけです。

原作を勉強しよう!購入品

というわけで、Amazonで「クトゥルフ神話」と検索。

前から目をつけていた本などを比較検討し、ひとまずこの2冊を購入。

この記事を書いている現在、『インスマスの影』を読み終えたところです。

『狂気の山脈にて』を読み終えたら、そちらもまた記事にしたいと思っています。

 

数あるクトゥルフ神話原作の中で、なぜこの2冊を選んだのか。

理由は、私が読みたい!と思っていた話が綺麗にまとまっていたからです。

他のシリーズを買うと、特に読みたい話を読むために3冊買わなければならなかったり、掲載の重複が発生したりしそうで。

文庫サイズなので手軽に持ち運べるし、内容も大充実なのでおすすめです。

感想など【結末に直接触れるネタバレなし】

神話生物の体験談と描写力

私はすでに「新クトゥルフ神話TRPG」のルールブックを通読してしまっているので、登場するすべての神話生物とアーティファクトについて、一定の知識を持っている状態です。

だからこそ、具体例を読んでいるような感覚が強くありました。

「紹介されていた神話生物が実際に活動すると、こんな風に見えます/感じられますよ」というような。

ただの説明文として読むのと、疑似的に当事者の目を借りて神話生物を体験するのとでは、また違った感覚を得られますね。

驚かされたのは、ラブクラフトの描写の豊かさ。

私は基本的に怖がりで、ストーリーそのものの描写からさらに想像を膨らませてしまい怖がるタイプ。

ラブクラフトの描写は、想像力を膨らませる余地もないほど徹底されていて、ますます怖い感じがしました。

想像力で補いそうなところまで、ちゃんと描写されているというか。

こういう描写力がTRPGにも生かされているのかもしれませんね。

SAN値の減少と書物の研究期間

本文の描写の中には、「あ、これSAN値が減ってるのかな」と感じさせる描写がちりばめられていました。

直接的に「正気」とか「狂気」という言葉が出ることもあれば、「気絶した」「昏倒した」や、その場

にいないはずの人に話しかける、どうやら幻覚が見えているらしい……などなど。

また、特に『ダンウィッチの怪』では、魔導書を研究する描写があったのも印象的でした。

重要な鍵を握るキャラクターであるアーミティッジ博士が、『ネクロノミコン』や不可解な手記などを、時間をかけて調べているシーンです。

確かにルールブックの魔導書欄には、完全に研究するために必要な期間が掲載されていましたが、もしかしてこの描写をもとにふくらませたルールなのかな? と思ったり。

難しい本を一瞬で読み切るのは、物理的にも難しいですからね。

ホラー「ドキュメンタリー」小説?

掲載されている作品を読んで感じたのですが、ラブクラフトはドキュメンタリー的な書き方をする作家さんなのでしょうか?

ホラー小説というジャンルもあり、「怖いこと」「不可解なこと」が起きるのは前提として当たり前。

それがどのように起きたかを、巧みな技術で描写していくわけですが、作中の語り手である「私」は常に、すでに起こってしまった不可解なことを振り返って書く立場にあるようです。

もちろん、それが面白くないわけではなく。

ほぼ時系列順に起きたことが描かれているので、場面によっては現在形が多く、その場に一緒にいるような臨場感も味わえます。

でもふとした時に「けれども書かねばならない」とかって一言が入ってくるから、読者としては「ああ、この人は生き延びたんだった」と思い出したり、「これは当時を振り返った記録だったな」と気づいたりできるわけです。

 

何が起きたのかを解き明かしていくより、どんな怖いことが起こったのかを一緒に見ていく雰囲気に近いものがあります。

実感を持った描写の助けになる、かも

とりあえず2冊買ったうちの1冊を読み終えたわけですが。

神話委生物の知識だけでなく、体験談的な側面を知ることができたのは大きな収穫だと感じています。

これから新クトゥルフ神話TRPGを遊んでいく上で、描写にもっと真に迫った感じを出す手がかりにできるかもしれません。

まずはKP練習からするんですが……(笑)。

まずは知識を得て、外堀から埋めていくスタイル。

自分のペースでTRPGライフを楽しんでいきます(^^)

 

Thank you for your reading!
I wish you all the best!

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