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目的を持って本を読むこと【小説の書き方 おすすめの本も紹介】

文章 -writing-
Image by anapaula_feriani from Pixabay

同じ本を繰り返し読む

こんにちは。皇月ノエルです。

少し前から、文章を書くために必要な本を熱心に読むようになりました。

例えば、個人的に良かったのが以下の3冊。

三宅隆太さん著『スクリプトドクターの脚本教室・中級篇』(新書館)

なぜ中級篇からかというと、書店にこれが置いてあったから。

「まえがき」を読んで、これは繊細さんが書くための本だと思いました。

 

キャラクターに共感して、入り込んで、情熱のままに書く人。

短編は上手くいきやすいけれど、長編になると情熱がしぼんで勢いを失くしてしまう人。

プロットを作るのは堅苦しい感じがして苦手な人。

 

そういう感覚的な人たちが、どうすれば構成のしっかりした作品を生み出すことができるのか。

実践的に使える「お話づくり書き込みシート」などのページもあり、自分の創作活動に活かすことができます。

『物語の法則』(株式会社KADOKAWA)

ディズニー映画にも携わったという、クリストファー・ボグラーさんと、デイビッド・マッケナさんの共著。

人を引きつけるストーリー進行には法則があること、法則に従ったからと言って、凡庸な物語になってしまうことはない(むしろその逆)であることが学べます。

また、『スクリプトドクター』の方で出てきた専門用語「ログライン」はどう書けば良いものなのか、例文と共に知れたのもありがたかったです。

本書には、短い概要「ログライン」と、もう少しあらすじを長く詳しく書いた「シノプシス」の例文が載っており、文学賞応募や、物語の構成を考える時にそのまま役立てることができそう。

まずは通読して、その後必要に応じて各章を読み直すのもおすすめです。

ロバート・マッキー著『ダイアローグ』(フィルムアート社)

物語の中で、効果的な会話のシーンを作るために必要なことが網羅された1冊です。

私は読んでいないのですが、同じロバート・マッキーさんの著書に『ストーリー』というタイトルのものもあります。

私はコミュ障で会話を書くのが苦手なので、会話文を洗練させようと思ってこっちを購入しました(;´∀`)

そもそも「ダイアローグ」とは何なのかという定義の確認から、効果的な会話運び、様々な実例まで、詳しく詳しく解説された本です。

今2周目に入ってます。

 

本を読む目的を明確化する

さて、私はこれまで、こういう「文章の書き方」的な本をあまり読んできませんでした。

特に、小説を書き始めた小学生の頃とかは。敬遠していたのです。

型にはめられて、つまらない文章しか書けなくなるのでは……と感じていました。

 

今思えば、全くそんなことはありません。

でも当時、こういう系統の本が読めなかった理由はもうひとつあると思っています。

問題意識を持っていなかったことです。

 

人は、なぜ本を読むのか?

人は何らかの問題や悩み、目的を抱えて本を手に取るものです。

「私は悩みを抱えている」という自覚があるかないかの違いはあると思いますが。

 

「効率的な仕事の仕方を知りたい」と思えばビジネス系の棚に行き、「仕事術」という区画をのぞくでしょう。

「子育ての指針になるような考えを知りたい」と思えば、「出産・育児」の棚に向かうはずです。(雑誌コーナーでたまひよを手に取るかもしれない)

または「新幹線の中で暇つぶしがしたい」と思って、話題の文芸書をなんとなく1冊買うことだってあるかもしれません。

 

上3つに共通するのは、大なり小なり「悩み」「解決したいこと」があって、解決策を本に求めているということです。

 

当時小学生の私には、「自分の文章をもっと洗練させられる」「させたい」という問題意識がありませんでした。

だから「文章の書き方」的な本は、自分には必要のない系統だと思っていたし、仮に読みはじめても根気が続かず挫折してしまっていたのです。

まぁ書き始めたばかりだったし、「とにかく好きに書く」ことが必要な時期だったのだろうととらえています。

現在の私――作品ごとに問題認識は変わる

翻って現在の私。

私が「文章の書き方」「物語の作り方」的な本を読む時、こんな問題意識を持っています。

 

「今書いている作品を、もっと肉厚でリアルなものにしたい」

 

Aという作品を書いている時、会話文が円滑に進まないことに気づいたとします。

「会話のシーンを上手く進めるには……」という問題意識を持って、上で紹介したような本を読むわけです。

すると、本を読んでいる間、問題意識がずっと頭の片隅に浮かび続けます。

目と頭は、本に書かれた情報の中から「会話文を上手く書く」ことに活かせそうな情報を取捨選択し、特に意識に取り入れてくれるのです。

 

本を読み終えた私はきっと、「よし、ヒントをもらった! 何をすれば良いか明確になった! 書くぞ!」と、情熱を燃やして原稿に向かい始められることでしょう。

 

別の作品でも同じことです。

Bという作品では、会話よりも物語の展開、シーンの転換に問題を感じるかもしれません。

すると、再び同じ本を開く私の意識は「シーン転換を上手くやる方法」を見つけようとします。

読み進めるうちに、本の中から答えが見つかる。

そして、執筆に戻る。

 

こういうサイクルが出来上がります。

 

見つけたいものは何?――意図を明確にして本を読もう!

自分の文章や作品に何も問題を感じていないのに、「文章の書き方」「ストーリーの作り方」系の本を読むのは苦行です。

どこに注目して良いか分からないので、読書にかけた時間に対して、得られる情報が極端に少なくなってしまいます。

自分は、何を知りたいのか?

どんな情報をキャッチしたいのか?

注目ポイントを明確にしてこれらの本を読んでいくと、きっと作品作りに役立つヒントが見つかるはずです。

 

そして、わざわざ同じ系統の本を何冊も買わなくても、自分に合った2~3冊の良書があれば、大抵の問題についての答えが見つかるのではないでしょうか?

観点が変われば、一度読んだ本もまったく新鮮な視点で楽しめるからです。

 

もちろん時には、違う著者の、違う言い回しによって、学びを新鮮に受け取るのもアリ。

ただひとつ大事なのは、「知りたい事を明確にしておく」ことです。

 

 

Than you for your reading!
I wish you all the best!

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