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古いものとともに暮らす心【『京の骨董は使うもんどすえ』感想など】

本の話 -books-

こんにちは。皇月ノエルです。

 

ここ数日、骨董やアンティーク関連の本をいくつか読み漁っていました。

 

 

私は最近、イギリスのアンティークから少し離れて、北欧や日本の「ふるいもの」に心惹かれています。

そんなこともあって、『アンティーク・ディーラー』で、アンティークについて全体的なことを知り、『京の骨董は使うもんどすえ』で日本のふるいものに焦点を当てた感じになっています。

 

 

感想1:京都で骨董巡りをする前に読みたい1冊

『京の骨董は使うもんどすえ』からは、骨董「ふるいもの」にまつわる様々なものが読み取れます。

この本はいろんな使い方ができそうです。

 

その使い方のうちの1つが、京都の骨董屋さんガイド

 

実際、巻末には京都の分かりやすい地図とともに、取り上げられているお店の場所が紹介されています。

 

京都に行ったら、町屋カフェでのんびりしたり、骨董屋さんに入ったりしてみたい……と思っていたところだったので、私にぴったりの1冊。

 

街歩きの参考になるなと思いました。

 

感想2:「暮らしの骨董」との付き合い方

本のタイトルの通り、紹介されているお店では「使う骨董品」が手に入るといいます。

飾って楽しむ「古美術」ではなく、人の手から手へ受け継がれてきたお皿、家具、電笠、きものなどです。

店主の方々への取材も載っているのですが、大多数の人たちが口をそろえて「使ってなんぼ」と話しているのが印象的。

 

ワインを飲んだ時の、グラスの口当たりの良さとか。

手に持った時の重量感とか。

表面に手を滑らせたときの肌触りとか。

 

使った時にこそ、「ふるいもの」が持つ良さや、現代に作られたものとの違いが分かるというのです。

 

確かに、棚に飾って眺めているだけでは、それらの「良さ」を知ることはできません。

実際に器に料理を盛り、お酒を味わってこそ、体験的に理解できることなのでしょう。

 

画面を通しては決して知ることのできない、貴重な価値があるのだろうなと思いました。

 

感想3:替えがきかないものと暮らすマインドって?

私も重厚感とあたたかみを持つアンティーク品が大好きです。

 

ヨーロッパのおうちには1点はアンティーク品があり、それがインテリアを引き締めているとか、
自分の前にはどんな人たちの手に触れてきたものなんだろうと考える……とか。

 

アンティークとともに暮らす人たちのエピソードに憧れます。

 

 

けれど同時に、私の中にあるストレスが生まれます。

 

アンティーク品は替えがきかないという事実です。

 

アンティーク品を眺めるのは大好き。

けれど、いざそれを自分の家に迎えたら……?

 

地震が来て、割れてしまったらどうしよう?

落として割ってしまったらどうしよう?

火事に遭って燃えてしまったら?

 

いろんな「最悪のもしも」を考えてしまうと、お店から自宅へ連れ帰る気がしぼんでしまうのです。

 

古いものには、独特の風合いや、職人業だからこそ生まれる、現代品との「違い」があります。

 

量販店の商品と違い、簡単には同じものに出会うことができない。

壊れたら、自分の手で壊してしまったら、流れるように続いてきた歴史が途絶えてしまう。

 

ああ、恐ろしい。

 

古いものが好きで、古いものと一緒に暮らしている人がうらやましく、同時にこう尋ねたくなってしまいます。

 

「古いものを自分の手で損なってしまう恐怖心はないのですか?
あるいは、どうやって折り合いをつけているのですか?」

 

この恐怖心を克服できたら、私もアンティーク品をお迎えできるのかもしれません。

 

 

 

Thank you for your reading!
I wish you all the best!

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