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「倍返しだ!」言葉の重み【「半沢直樹」原作小説も読んでみた】

本の話 -books-
Image by StarzySpringer from Pixabay

こんにちは。皇月ノエルです。

 

半沢の原作小説を読んでみた!

ドラマ「半沢直樹」、とっても面白かったですね!

私はドラマが見れない性質なのですが、半沢だけは毎週ほとんど欠かさず観ることに成功しました。

それくらいに面白かった。

 

同時に気になったのは、「このシーン、原作ではどういう風に描かれているんだろう?」ということ。

というわけで、「半沢直樹」の小説デビューです!

 

最初に読んだのは、最新作として話題のこちら。

「半沢直樹 アルルカンと道化師」(講談社)です。

表紙の美麗さもさることながら、内容がとっても良かった!

ドラマ同様、スカッとさせてもらいました。

 

次に拝読したのは、こちら。

「半沢直樹」の第4巻、「銀翼のイカロス」です。

なぜいきなり4巻から買ったかというと、ネット上での評判を聞いたことがあったからです。

ドラマとは少し違う展開とのこと。

それで、どういう風に違うのか? 小説では、どうやって決着がつくのか? 気になりました。

詳細はぜひ読んで欲しいのですが、とっても良かったです。

こちらの方が、曾根崎や白井さんの性格に、人間らしさ(煮え切らない感じ、小者な感じ)が強くて、愛着も湧くキャラクターだった気がします。

 

小説の共通点、ドラマとの違い

さて、半沢シリーズの中から2作を読ませていただいたわけですが。

私は、ドラマとのある相違点に気づきました。

それは、あの有名なセリフです。

 

「やられたらやり返す――倍返しだ」

 

ドラマの半沢って、2~3話に一度は「倍返し宣言」をして、有言実行。
気持ちよく不正を成敗するイメージでした。

でも小説では、もっとこの「倍返し」に重みがあります。

なんといっても、作中に1回しか出てこないのです。

 

決して、半沢が誰とも戦っていないわけではなく。

物語の中では、随所に小者とのやり取りと成敗の場面も登場します。

けれどそれらは、「降りかかった火の粉は払う」という言葉で語られており、倍返しの対象ではないのです。

 

これは私の印象ですが、

原作の「半沢直樹」を起承転結で成り立っていると見た時、「転」の最後に「倍返し宣言」を行い、一気に「結」に向けて動き出す――ように思いました。

 

ドラマは1冊の小説だったものを分解して、毎週放送するわけですから、もっとこまめに見せ場が必要なのかもしれません。

立ちはだかる(あるいは、足を引っ張る)敵に、次々と倍返ししていく様は、見ていてスカッとさせられます。

 

同時に、小説で見れる「倍返しだ」は、作中でたった1度しか登場せず、言葉に乗る重みが増しています。

この重々しい「倍返し宣言」も、また威厳があって良いのです。

 

ドラマと小説、どちらも楽しみたくなる作品。

すごく良いものに出会えた気がしています。

 

 

Thank you for your reading!
I wish you all the best!

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