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皇月ノエルはこんな人

光と音に敏感な「繊細さん」(HSP)。小説家をしています。
コチラの記事で自己紹介しています
↓こんな感じの作品を書いています。
すべて短編です↓
(作品タイトルをクリックすると、作品ページに飛びます)
「第17回星の砂賞」審査員奨励賞受賞作「紙の森」
――悲しみから、朝が芽生える。
「ハナビシソウ」
――知らなかった。先祖が僕を見守っているなんて。
「もがり」
――これだけは覚えておいてね。私が、ずっと君を好きだっていうこと。
星の彼方から君を愛す
ご一読いただけますと嬉しいです。

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同じ本から得る情報は、人によって違う

本の話 -books-
Image by 2081671 from Pixabay

こんにちは。皇月ノエルです。

 

先日、ある方から本をいただきました。

事前にことわりのあったことですが、いただいた本にはすでに書き込みがなされています。

その方が読んだ時に、心に残った部分に線が引かれているようです。

 

読み始めてすぐに、私はあることに気づきました。

 

私が「心に残る部分だな」と感じた箇所は、その方が線を引いた部分と全く重ならないのです。

 

つまり、同じ本を読んでいるのに、「心に残る」と感じるのは全然違う部分だということ。

これまで生きてきた中で培った価値観や、感性の方向性の違いが、この違いを生み出すのでしょう。

 

本の内容を楽しむと同時に、「あの人は、ここが印象深いと思ったんだ」と、自分とは違う人の価値観を確認できる読書時間になりました。

 

 

こんなにも心に残る部分が違うのだな、と実感できると、不思議に感じることはどんどん増えていきます。

「これ、良い本だったよ」「そうだよね」と話が合っているように思えても、実際に「どこを良いと感じたか?」を突き詰めていけば、全く違う部分を指すのではないでしょうか。

同じ本を読んでいるはずなのに、何を感じたかはひとりひとりで全然違う。

 

ある意味この世には、同じ本なんて1冊もないのではないでしょうか。

同じ本を読んでいるようでいて、あるいは、感動を共有できているようでいて、実は全く違うものを見ている。感じている。

 

けれどそこに「感動した」という共通の言葉があるから、「良い本だったよね」「そうだよね」という同意の会話を生むことができる。

 

そう思うと、他者との埋められない違いを痛感すると同時に、深遠で不思議な気分にもさせられるのです。

 

人は自分だけの世界を持っていて、その真髄は他者には絶対に理解してもらえないのではないか。

けれどその一部は他者と似ているところがあって、そのわずかな「似ている」部分で共感しあって、理解を進めようとしているのではないか……などと。

 

 

Thank you for your reading!
I wish you all the best!

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