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やることが限られた空間【日常の混乱から一歩離れるということ】

走り書き -scribbles-
Image by congerdesign from Pixabay

こんにちは。スピリチュアル作家の皇月ノエルです。

 

先日、病院へ行く機会がありました。

そこの病院はやって来る患者さんがとても多く、先生の診察も丁寧。

必然的に診察時間が長くなり、待つ時間は平気で2時間を越えます。

長い長い待ち時間の中で感じたことがあるので、記事にしようと思いました。

家に「無言の用事」を置いてこれる

病院の待合室って、特殊な空間だと思います。

知らない人が、たくさん座っている。
待ち時間の長い病院では、見ず知らず、名前も分からない人たちと同じ空間で過ごすことになります。

けれど全員に共通する目的 (診察を受ける) があり、自分の番がくるまで静かに座っている。

無言のうちに席を譲ったり、人が通る時にちょっと足をずらして通りやすくしたり。

待合室には、無言の気遣いが溢れています。

そして、「診察の順番がくるまで」という、ある種無制限の待ち時間が同居しています。

 

(実はその病院は待ち時間中に外出可能なのですが) 私はずっと待合室で時間つぶしをしていました。

初めて行くところだったし、「もし呼ばれた時に、自分がいなかったら」と考えると、きっと外に出ても楽しめないと思ったからです。

暇つぶしに本を持っていき、時間をかけるために一字一句、とても丁寧に、ゆっくりゆっくり読みました。

けれど、それも読み終えてしまい。

2冊目の本と、待合室に置かれていた雑誌などを読み、ぼーっとして……。

とにかく時間を潰そうとする私。

そんな中で、気づいたのです。

待合室に流れる「空白」のような待ち時間は、他の場所ではめったに味わえない「やることが限られた空間」だと。

 

手に持っているのは本とスマホだけ。

スマホといっても、音が出るような用途 (電話、動画視聴) 等に使うのは憚られるし、電源も限られているから静音でゲームするのも気が引ける。

そこでできることと言えば、

  • 手持ちの本をゆっくり読む
  • 待合室に置いてある雑誌を読む
  • ぼーっと室内を眺める

などだけです。

 

同じ状態を自宅で再現するのは、なかなかに困難だと思います。

家にいると、無言の用事みたいなものが無意識に頭を占めるのです。

「あそこ掃除しようと思ってたんだ」
「あれやろうと思ってたんだ」
「服を買い足そうかな」
「用事を片付けなきゃ」

等々。

待合室で空白の時間を過ごしたことで、無言の用事の存在に気づきました。

それらは無意識のうちに頭をめぐっているので、普段は気づくのが難しいのかもしれません。

病院の待合室に行くと、それらから離れた空間に身を置くことができます。

できることが限られているけれど、時間を潰さなければ退屈してしまう。

だから、無言の用事に縛られることなく、本当にリラックスした状態で考え事をしたり、読書にふけったりできるのです。

待合室の代用――カフェ・喫茶店

持ち物、できることが限られているから、今持っているものに集中して取り組める。

実は病院にかからなくても、上記の集中を作り出すことは可能です。

方法は簡単。
喫茶店に行くこと。

(私がこの考えを持つようになったきっかけの本があるので、興味を持たれた方、もっとよく知りたい!という方はぜひ)

喫茶店を仕事場として使う方法【15分あれば喫茶店に入りなさい】
かつての私にとって、喫茶店は「友達とおしゃべりを楽しむ」ところ。 気が散ってしまうので、仕事や作業には向かないと思っていました。 でも、喫茶店を仕事場として使うやり方を教えてくれる本に出合ったのです。

詳しいやり方は上の本「15分あれは喫茶店に入りなさい」に詳しいのですが、喫茶店でやるべきことを集中して片付けたいなら、持ち物を厳選することが必要だといいます。

自分の気を散らさない効果が得られるからです。

それまで、本で読んだだけだった集中するためのライフハックを、はからずも私は病院の待合室で体験したわけです。

これは使える、と思いました。

 

私は出不精で、ほとんど家から出たくない人なので、基本的に家でいろんなことをしています。

振り返ってみればその間、ずっと「無言の用事」のささやきを耳に入れていたような。

「あの布を使い切らないと」
「使ったティーセット洗わなきゃ」
「この雑貨、手放そうかな。どうしようかな」
「あの小説も、この小説も書きあげたい……!」

一歩離れてみないと、「無言の用事」からメッセージを受け取っていることが分からない。

そして、それらが小さなストレスの積み重ねになっていることにも気づけない。

それがよく分かりました。

喫茶店に行って仕事をすること、病院の待合室で、読みたかった本を楽しむこと。

それらの状況は想像以上に、集中できる条件が整っていたのです。

 

ここからは余談ですが。

私は個人的に、病院の待合室の方が集中できるな、と感じました。

患者には「診察を待つ」という大義名分があるので、待合室に堂々と長居できるからです。

それに、周りが静かだし。

HSP気質のせいなのか、単に神経質なのか(笑)。

私は周りの状況をものすごく気にしてしまいます。

もし喫茶店で長いして作業しようとしたら、自分がありとあらゆることに気づいてしまうのは目に見えています。

店員さんが忙しくしているかどうか。
店内が話し声で賑やかかどうか。
BGMが大きすぎないか。
お店が混みはじめてきたか、空いているか。

店員さんが忙しそうだと、なんとなく自分もせかせかしてしまうし、お店が混み始めそうになったら、早々に気づいて席を立ってしまいそう。

お店からしたらありがたいお客なのかもしれませんが、気が休まらないことは事実です。

まさか病院の待合室でパソコンを広げて仕事するわけにはいきませんが、雑念にまどわされず読書をするには、あれほどうってつけの場所はないと思っています。

新たなことに気づけて、ちょっと幸せになったのでした。

 

 

Thank you for your reading!
I wish you all the best!

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