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皇月ノエルはこんな人

光と音に敏感な「繊細さん」(HSP)。小説家をしています。
コチラの記事で自己紹介しています
↓こんな感じの作品を書いています。
すべて短編です↓
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「第17回星の砂賞」審査員奨励賞受賞作「紙の森」
――悲しみから、朝が芽生える。
「ハナビシソウ」
――知らなかった。先祖が僕を見守っているなんて。
「もがり」
――これだけは覚えておいてね。私が、ずっと君を好きだっていうこと。
星の彼方から君を愛す
ご一読いただけますと嬉しいです。

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物語の始まりと終わり【ジブリ「猫の恩返し」を考察!】

ジブリ作品 -Ghibli-
ルーンがハル&ひろみとすれ違うところ。

こんにちは。スピリチュアル作家の皇月ノエルです。

マイブーム「猫の恩返し」

最近、ジブリ映画「猫の恩返し」にドはまりしています!

多い日は、1日に2回も3回も観ることも……。

そんな中で、映像上の上手い構成や伏線、考察などいろいろ考えることがありましたので、今日から何日間かは「猫の恩返し」特集として、連続で記事を公開していきます!

最初はタイトルの通り、「物語の始まりと終わり」というテーマでやっていきましょう。

物語のきっかけと、ラストシーンは対である

始まり

この映画のタイトル通り、ストーリーのテーマは「猫の恩返し」です。

物語の鍵となる大きなきっかけは、「ハルが猫 (王子ルーン) を助けたこと」=はからずも猫に恩を売ったことになります。

猫たちが感謝を示すために、ハルにあれこれと「恩返し」をするわけです。

そのきっかけとなる事件。
ルーンがトラックに轢かれそうになる直前に、こんなシーンがあります。

ルーンがハル&ひろみとすれ違うところ。

好きな人の話でやりあうハル&ひろみの間を、プレゼントをくわえたルーンが通り抜けていくところです。

これが2人の注意を引き、ルーンを助けることに繋がります。

では、ラストシーンはどうなっているでしょうか。

物語の終わり

ラストシーンでは、ハルはひろみと映画を見に行くようです。

十字街を歩く2人は、ハルがムタと出会ったテラスカフェの前を通ります。

そこには例のごとく、椅子の上で昼寝をするムタの姿が。

ハル&ひろみがムタの前を通り過ぎるところ。

ハルはこの喫茶店のことを覚えていたかもしれません。

さらには、「椅子の上でムタさんが寝ている」ということも視界の端に捉えていた可能性すらあります。

しかし、ムタさんに声をかけることはせず、そのまま通りすぎてしまいます。

2人が通り過ぎた後、ムタさんはアクビをひとつ。
それから、2人が今来た方、つまり2人の向かう先とは逆方向に歩き去るのです。

2人が歩き去るのを見たムタは、反対方向へ歩いていく

ここには明確な対比があると思います。

プレゼントをくわえたルーンに目を奪われ、ルーンと関わることになるハル。

通り過ぎたルーンを追い、同じ方向 (道路) へ飛び出すことになります。

 

逆にラストシーンでは、ムタに関わることはせず、そのまま通りすぎてしまう。

ムタも、2人とは逆方向へ歩いていくだけ。

両者は同じ世界、同じ町に住んでいながら、ほどよい距離感を保って存在し続けているのです。

猫を否定するでもなく、積極的に関わるわけでもなく。

それは、ハルの新しい日常を象徴した付き合い方なのかもしれません。

 

 

Thank you for your reading!
I wish you all the best!

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