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「バリア」を身近に感じるということ

生き方の話 -Life Styles-
Image by Orna Wachman from Pixabay

こんにちは。スピリチュアル作家の皇月ノエルです。

 

町で車いすに乗っている人、白杖を持っている人、ヘルプマークを付けている人……。

そういう人たちに会うと、気遣いたいあまりにどう接して良いか分からなくなることがあります。

差別したいわけではない。
声をかけられれば手助けしたいとも思っている。

でも相手の立場を慮った時、仮に車いすで出かけているからと言って、会う人会う人に好奇と気遣いの目で観られたら疲れるだろうな……。
とも考えるからです。

つまり、どういう配慮や心づもりで居れば良いか、私は知らないのでしょう。
これから知っていきたいと思っています。

 

そうやって考えていた時、小さいけれど……。
本当に小さいけれど、共感の糸口を見つけたような気がしました。

今日は、そういう話題をシェアしていけたらなと思っています。

私にとって、糸口になったのは利き手です。

私は、左利き。

「左利きの人は天才肌」とか「器用」と褒めてもらえることも多いのですが、日常生活の中にはいくつかの苦労も潜んでいます。

 

いくつか実例を挙げさせてください。

例えば、スープバー。
スープをすくう時に使うお玉、いわゆる「レードル」が、しずく型をしている時があります。

↓こんなの

これ、左利きだからって左手に持つと、しずく型である意味がなくなります。

注ぎやすいように狭くなっている側が奥にいってしまい、逆に使いづらくなるからです。

結局、上手く注げずにだらだらこぼしてしまった学生時代もありました……(;´∀`)。

 

あとは、カフェでケーキを注文した時。

多くのカフェでは、ケーキはこのような角度で目の前に置かれます。

ケーキにソースがかかっていたり、フルーツが盛られて装飾されていたりしたら、大抵この角度で置いた時に見栄えが良いように置かれています。

フォークも、右手で持ちやすい角度に置かれて運ばれてきますよね。

でも実はこれ、左利きからすると食べづらい角度なのです。

上の写真のように置かれたケーキを、私は食べる前にお皿ごと回します。

ちょうど、この写真のように。

全体が左向きみたいになっていた方が、フォークで一口大に切り分けて食べるのがやりやすいから。

右利きの人と、そっくり逆なのです。

 

また、これは個人の技術によるかもしれませんが……。
私はハサミで袋を切ることができません。

大抵のハサミは右利き用。
これまでの半生で、右利き用のハサミとも共生をはかってきました。

ところが、紙は難なく切れるようになっても袋や湿布は難しい。

誰かに切ってもらうか、わざわざ裁ちバサミを出して来たりして対処しています。

 

私は日常生活の中でこれらの出来事に遭遇した時、心理的な「うっ」という詰まりめいたものを感じてしまいます。

右利きの人には起こらないであろう、ちょっとしたワンクッション。

レードルを右手に持ち替えて頑張るとか、ケーキのお皿の向きを変えるとか。

 

「バリアフリー」「ユニバーサルデザイン」という考え方が出はじめて久しいですが、私が体験し続けている「うっ」という詰まりも、小さな「バリア」の一種なのではないでしょうか?

どの程度困っているかに違いはあれど、この「うっ」がなくなること、少なくなることが、全員にとって暮らしやすい世界に繋がっていくのかもしれません。

 

さて、仮に「(日本では少数派の)左利きであること」を、「車いすを使っていること」「点字ブロックの上を歩くこと」になぞらえて考えてみました。

確かに、左利きであることはある意味大変です。

誰かがその大変さを分かって、どちらの利き手でも暮らしやすいモノの形を作ってくれたら良いなと思っています。
(例えば、切符やSuicaのタッチパネルを両側に設置するとか!)

でも、だからといって常日頃「左利きって大変だね」と言われたいわけではありません。

いつもいつも「大変だ」と同情されていたら、こちらが嫌になってしまいそうです。

大変だということは理解しつつも、「普通に」接してもらいたい。

そんな風に思っている人も、もしかしたらいるのかな。

私も他の人達に、そういう風に接したら良いのかな。

 

すごく浅い理解に過ぎないかもしれませんが、そんな風に思いました。

 

 

Thank you for your reading!
I wish you all the best!

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