こんにちは! スピリチュアル作家の皇月ノエルです。
昨日に引き続き、FF13を語ります。
今日はキャラクター特化版です。
FF13のメインキャラクターは6人。
でも、「お前もメインとして出てきてくれよ……!」と叫びたくなるくらい、魅力的なキャラクターが大勢います。
私はメインキャラクターそれぞれに好きなところがあります。後述しますが。
ちなみにサブキャラクターでは、イケメンなシド・レインズが大好きです。
キャラクターの魅力を語る会
自分の成長とともに印象が変わる
さて、私が初めてFF13をプレイしたのは、発売当時。
私はまだ中学生でした。
中学生から、20代になる今まで、いろいろな経験をしてきました。
自分の経験値が増えると、世界や人の見え方も変わってくるもので、久々に会ったキャラクターたちへの印象も変わるものです。
さらに自分にとって強烈だったのは、共感できるキャラクターがまったく変わっていたこと。
中学生当時、私が主に共感できていたのはホープでした。
同い年くらいだったからかもしれません。
物語の序盤、ライトニングはスノウのことを殴りまくります(笑)。
もちろん苛立ちや意図があってのことですが、当時の私には義姉さんの気持ちがまったく理解できていませんでした。
ホープもおどおどしてたけど、私も画面越しにおどおどして、
「パッケージの義姉さん、めっちゃかっこよかったのに、人のことバカスカ殴るやんけ……」と思っていました。
軽くストーリーを忘れて始めた22歳のFF13。
クリスタルになったセラの前で、ライトニングがスノウをぶっ飛ばします。
この時、私は思いました。
「義姉さん、焦ってるな。セラを置いていきたくはないけど、ここに留まっていればPSYCOMに捕まるし、自分達が死んじゃうしなあ……」
すると、1分後にサッズが似たようなことを考えているのです。
「素直じゃねえな。置いていきたくねえくせによ」
私は衝撃を受けました。
逆にホープは年相応でかわいいですが、ちょっとなよなよしているな……と思い始めている自分。
人間て、こんなに変わるのかとびっくりしました。
2週間前にこんな経験をしたからこそ、今日の記事を書いたら面白いのではないか? と思ったのです。
これからキャラクター1人ひとりを見出し分けして書いていきますが、その中には「中学生の頃の印象」と、「今の改まった印象」が含まれるでしょう。
ライトニング
私は昔から、愛情込めて「義姉さん」と呼んでます(笑)。
驚くべきことに、義姉さんは21歳。(FF7クラウドと同い年)
「女版クラウド」と呼ばれるゆえんの1つかもしれません。
中学生の頃は、年上のかっこいいお姉さんだと思ってました。
身軽に戦うし、スタイルも良いし、いつも落ち着いていてかっこいい。
義姉さんより年上になりましたが、彼女が大人びて冷静なので、人間の年齢って、精神年齢を表してはいないんだな……。としみじみ思います。
同時に、中学生時代には気づかなかった、義姉さんの感情の動きを汲み取れるようになりました。
冷静で、ぶれなくて、かっこいい義姉さんは、物語中盤以降から現れるもの。
序盤の義姉さんは混乱していて、すぐに怒って、いつも機嫌が悪そうでした。
それは予想外のことが起きすぎて、自分でもどうしたら良いか分かっていなかったからでしょう。
これは中学生の時には気づけなかったことだと思っています。
自分に、それほどの混乱に陥る経験がなかったから。
もちろん、FF13の義姉さんが、かっこよくて大好き。
でも私がいちばん好きなのは、「ライトニングリターンズ」の義姉さんです。
真面目に解放者として務めているけれど、ツッコミが面白かったり、突飛な相手に面食らったり……。
ちょっと人間味が増していて微笑ましいと思ってしまいます。
スノウ=ヴィリアース
正直に告白します。
中学生の頃、私はスノウのことをただの脳筋だと思ってました。
ごめんなさい!
声優が黒執事のセバスチャンと同じ小野さんという理由だけでパーティーのすみっこに入れてました。(失礼)
今は、パーティーのリーダーにして、スノウのバトルモーションからフィールドを走るフォームまで堪能しています。(イケメンご馳走様です)
一番印象が変わったキャラクターと言っても過言ではないでしょう。
最大の要因は、やっぱり王子だと思います。
スノウがどれだけセラのことが好きなのか、視線や、動作や、命のかけ方から読み取るのは、自分に好きな人がいないと分からないことです。
王子と一緒にいる今、初めてスノウがいかに人格者が身に沁みます。
ただし、後先考えなくて素直すぎますけどね(笑)。
セラにとっては、それもスノウの良いところの1つかもしれません。
スノウのまっすぐさにみんな救われているのは事実でしょう。
ただ1点、スノウもいろんなことを考えて、感じているのでしょうが、それを言葉に出すのが苦手なのかな、と見ていて感じました。
言葉が足りず、上手く言えないからこそ、ライトニングに誤解されて嫌われ、ホープの怒りをますます増幅させてしまう。
でも時間をとって話してみれば、悪い奴ではない。
長く付き合って良さが分かれば、あれほど友達にしたい人間はいないんじゃないかと思うほどです。
ちなみに、彼も21歳とのことですが、やっぱり年上にしか見えません(笑)。
ホープ・エストハイム
中学生の時、いちばん共感していたキャラクターです。
今は、序盤のホープはなよなよしてて頼りないなと思ってます。
でもスノウと和解し、戦う覚悟を決めてからのホープは、まさに期待の新星(ホープ)。
「人はすぐ誰かに騙されてしまう」
「だから自分で見て、自分で決める」
人から受けた助言を素直に吸収して、どんどん内面が豊かになっていくのが分かります。
ちなみに中学生の事は、パルスに下りる辺りからホープが急に大人っぽくなって、「スーパー名台詞タイム」みたいなことを始めるので、心がかゆくなってホープが苦手になっていきました(笑)。
自分の人間性が追いついていないだけでした。
今は、ホープの見つけた真実が事実であることが分かります。
ホープは純粋で、物事の本質を突くのが得意なタイプです。
さらにAF400年になるまでには、めちゃめちゃなイケメンに成長もしてますしね!(重要)
私は成長して研究者になっているホープも、13歳のホープもかわいくて大好きです。
サッズ・カッツロイ
中学生の頃は「ただのおっさん」だと思ってました(重ねて失礼)。
「打倒聖府!」と言うスノウに「本気かよ!?」と返したり、疲れた顔が印象的だったこともあり、マイナス思考なつまんないヤツだと思ってたのです。
ひなチョコボだけ可愛くて好きでした(すいません)。
前述の通り、今はサッズの見方に共感するところも増えてきて、サッズがどうして他のメンバーと違う目線に立っているのかも理解できるようになってきました。
これまでの経験値の差ですよね。
生きてきた年数が、時代が違えば、見てきた景色や感じてきたことの量も質も変わります。
サッズはサッズの経験を振り返って、「聖府を倒すなんて難しい」と思ったのでしょう。
でも、サッズはただのコクーン育ちのもやしっ子ではありません。
ルシになる前は、聖府の言葉に批判的だったと話すシーンがあります。
「パルスが攻めて来ると言いながら、証拠の1つも出さない」
と、聖府の話を鵜呑みにしないリテラシーを持っていたのです。
そこは、「パルスは地獄」だと信じて疑わない大衆と違うところ。サッズの良さの1つと言えます。
それにこれまで飛空艇乗りだったおじさんが、急に平原を走り回ったり戦ったりする必要に迫られたら。
それほど身軽に動く訓練をしたわけでもないだろうし、当然疲れるでしょう。
「父ちゃん、孤軍奮闘だ」と呟きたくなり、随所で休憩したくなるのも当然です。
逆に、「聖府打倒なんてムリだ」と言いながらも、ライトニングたちについていき続けるサッズは、非常に根性のある人間じゃないかと今は思います。
「もうやってられねえ! 俺は抜ける!」
という選択肢だってあるはずです。これは死亡フラグですけどね(笑)。
ヲルバ=ダイア=ヴァニラ
パーティのかわいい担当だと思ってきました。
私のその印象は浅かったと言わざるを得ません。
ヴァニラの外面しか捉えきれてない。
本当のヴァニラはいろいろ考えていて真面目だけれど、それを外に出さずに明るく振る舞っている。
言い方を変えれば可哀想な人でもあります。
昔はちょっとぶりっ子だとも思っていましたが、今はその印象は薄れてきました。
パルスでサバイバルしていただけあって、ちゃんと戦えるし、いろいろな気持ちを押し込めている。
迷ってしまうこともあるけれど、しなやかな芯のある女の子だと思います。
ちなみに、ヴァニラが19歳の設定だと知ってびっくり。
ホープと絡んでいることが多いので、同い年くらいじゃないかと思っていたのです。実はかわいい大学生だったのか……。
ヲルバ=ユン=ファング
FF13に登場するキャラクターの中で、実はいちばん好きなキャラクターだったりします。
中学生の時はライトニングの方が好きで、ファングのことは「野性的なお姉さん」だと思っていました。
今はもっとファングの魅力に気づけているんじゃないかなと感じます。
ファングって、ただ野性的なだけじゃないんですよ。
ちゃんと女性性も感じられる。
スタイルいいし、ひらひらしたコスチュームとか、ちょっとした動作が優しいところとか。
ボーイッシュだけど、女性らしくもある。
かっこいいお姉さんです。
スピリチュアル的な言い方をすれば、「男性性と女性性のバランスがとれている」でしょうか。
バランスがとれているからと言って、女性みんながスカートを履くのが好きだったり、濃い化粧をしたりするのが好きになるわけではありません。
ファングは「男性とは」「女性とは」の固定観念から外れたところにいて、自分らしいスタイルを貫いているように見えます。
私の憧れです。
印象は人と時期によって変わる
今回は、FF13に特化してキャラクター語りをしてみました。
本当はノエルとかカイアス、ユールのことまで語りたかったのですが……。
それは13-2に入ってしまうので、ここでは我慢しました。
キャラクターに対して抱く印象は、人それぞれ。
同時に、時期それぞれだなということがとてもよく分かりました。
時間が経ったからこそ、その人の良さが分かるようになる。
逆に昔の自分では、こういう角度から物事を見ることができなかった。
今、FF13を通してそんな経験をさせてもらっています。
FF13、興味が出た方はぜひ1度プレイしてみることを強くおすすめします!
13-2までやったら、必ず「ライトニングリターンズ」までやってくださいね(^_-)-☆
Thank you for your reading!
I wish you all the best!
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