こんにちは! スピリチュアル作家の皇月ノエルです。
発売からだいぶ経ってしまったかもしれないのですが、「レンタルなんもしない人の、なんもしなかった話」(晶文社)を読了しました!
感想を一言で表すのは難しいです。
依頼をひとつ読み終えるたびに、いろんなことを考えました。
私がレンタルさんを知ったのは、レンタルさんが活動を始めてからだいぶ経った頃なので、本文の中には「あ、このツイート読んだことあるな」というものが2、3個ほどありました。
そして、レンタルさんの悪気のない丁寧さというか、言葉の選び方にすごく勉強させてもらった感じがしています。
私は口下手な陰キャなので、「こういう言い方したら、これは例外になっちゃうしな……」とあれこれ考えるのですが、
レンタルさんは長すぎず短すぎず自分の気持ちを表現していて、Twitterの160文字を余すところなく使っているところがものすごい技術だと思っています。
「面白さを追求しようとしなくても大丈夫です。こういう簡単な依頼もまだまだ受け付けてます」みたいな、おもしろは歓迎だけど、ハードル上げなくていいよということを、シンプルに分かりやすく、
かつ優しく伝えることができる。
文章って内面出るんだろうなと痛感します。
それに、レンタルさんの「なんもしない」の貫き方がものすごく一貫していてまぶしいです。これぞ本物の自分軸。
そして、自分が楽しいことをしていたら、自然といろんなもの(人、ご縁、お金など)が集まってくるというのを体現していて、私の目標にしたい人だなと思いました。
私がレンタルさん的なことをやるという意味ではなく、レンタルさんのスタンスというか、生き方を見習いたいのです。
究極に「自分の感じ方に正直でいよう」としないと、あそこまで突き抜けられないと思います。
でも、ご本人はもしかしたらそこまで深く考えてないのかな。まだご本人に会ったことはないので、実際のところは推測することしかできません。
レンタルさんの本なのに、レンタルさんの情報がけっこう少なくて、そこもまたこの本の良いところであり特徴ですね。
建て前かもしれませんが、これほどライター業に役立つ取材方法って他にないんじゃないかと思わされます。
滅多に行きませんが、東京界隈に行った時の楽しみがひとつできました。
それか、お金溜めてレンタルさんを仙台に呼べるくらいの人になりたいです。
おわり
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