こんにちは! スピリチュアル作家のNoel Kozuki (皇月ノエル)です。
最近、ようやく「大人っぽい」と見られるようになてきたんでしょうか、中学生や高校生から挨拶されるようになりました。
逆に小学生なんかは、人が通ると顔を背けたり、急ぎ足になって通りすぎたりしますね。
他人が近くを通りすぎると話し声が小さくなったり、落とし物とかで声をかけられた時も緊張した顔だったり。
どうしてこんなことが起こるんでしょうか?
それはおそらく、日本では異なる年代の人と接する機会が異様に限られているから、でしょう。
幼稚園に入れば、同じ組の子と遊ぶ。
小学校に入れば、同じクラスの子と遊ぶ。もちろん身近にいる人は同世代なので、自然な流れです。
ですが、それが大人になってくると大きなハンデになってくる。
会社は、同じ年代の人ばかりではありません。
見てきたテレビ、聴いてきた音楽、流行っていた言葉……。何より、生きてきた時代の風潮が違う人たちと一緒に仕事をするわけです。
話の通じる人たちとだけ交流してきた人が、いきなり幅広い世代の中に放りだされる。
どう付き合って良いか分からず、結果的に「これだからおじさんは」
「大人はわかってくれない」となっても致し方ありません。
どうやって考えの違いをすり合わせていけば良いか、ほとんどと言って良いほど経験がないからです。
そういう点では、日本人学校に関わった3年間の体験がとても有意義だったように思います。
私が在学していた頃、パナマ日本人学校の全校生徒は30人。小学1年生~中学3年生までを合わせての人数です。
音楽、図工などの特別授業は、1~3年生の合同で行われました。生徒同士の距離が近く、休み時間は学年関わりなく一緒に遊びます。
放課後や休日も、誰かの家に遊びに行かせてもらって、そこでみんなで遊ぶ。遊んだり会話したりする中で、5年生のお姉ちゃんから言葉遣いを教えてもらったり、ケンカの仲裁をしてもらったり……(;´∀`)
思えばそういう姿勢を見たからこそ、私は子どもが好きだし、年代の違う人たちとも臆せず話せることが多いのかもしれません。
年の違う人の関わりは、私たちの視野を大いに広げてくれる機会だと思います。
年上、年下関係なく、「世代の違う人との関わり方を知らない」からこそ、偉そうに振る舞う人が出て来たり、年代の違う人を遮断したりするような動きが出てくるのかもしれません。
日本にももっと世代を超えた交流の機会があると良いのになぁ。
Thank you for your reading!
I wish you all the best!
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