こんにちは! スピリチュアル作家のNoel Kozuki (皇月ノエル)です。
誰かが好きな映画を、「駄作だ」と評する人がいます。
「批評家」という仕事が成立すると同時に、批評された作品の「ファン」がいます。
彼らは同じ作品の中で、まったく違うものを引き寄せてキャッチしているのだと思います。
批評家は、作品を批評するのが仕事です。
とっても雑な言い方をすれば、作品の矛盾や不備「アラ」を探すためにいる人です。
だから批評家は、作品を鑑賞する間、どこかにある「アラ」を見つけようとしています。
対するファンは、その作品、またはその作者、出演者が大好き。
その作品に触れることが幸せで、作品に携わる人たちに尊敬の念すら抱いているでしょう。
「この作品をありがとう!」と感謝する人も大勢います。
ファンは、作品を鑑賞する間、考え抜かれた設定や名セリフ、イケメン(または美女)をベストな角度から撮影するカメラワークなどに驚嘆します。
両者は同じ作品を見ても、どこに着目しているかが違っているのですね。
そして、引き寄せの法則は「その人の波動に似たものを引き寄せる」ことが原則ですから、
批評家は、批評すべき部分を
ファンは、褒め称えたくなる部分を
それぞれ引き寄せて感じ取ることになります。
だからこそ、同じ作品に多様な見方が生まれるのですね。
批評家を「そんな穿った見方をするな」と糾弾することはできないし、
ファンに対して「こんなんでよく感動できるな」と馬鹿にしてはいけません。
ただ見方が違い、どちらも尊重されるべきなのですから。
Thank you for your reading!
I wish you all the best!
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