こんにちは! スピリチュアル作家のNoel Kozuki (皇月ノエル)です(*´▽`*)
映画「シュガー・ラッシュ」を観ていると、ヴァネロペがいかにポジティブかどうかがよく分かります。
ラルフがカート作りのミニゲームを破壊し、めちゃくちゃなデコレーションのカートが出来上がった時も、
「私、レースで勝てると思う?」とラルフに尋ね、「うーん、ちょっと?」と返された時も、
自分だけの本物のカートを手に入れたこと、そしてレースに勝てる可能性があることを拾って、飛び跳ねて喜んでいます。
これには重要な示唆があると思います。
ヴァネロペの集中力の高さがあってこそ、彼女は自分の本当の立場を取り戻すことができたのではないでしょうか。
ヴァネロペはある出来事の中の、ポジティブな面だけに意識を合わせるのが上手だと思うのです。
例えば、ラルフのせいでめちゃくちゃなデコレーションのカートが完成した時。
ラルフは自分が破壊しかできないことを知っているので、「ほらな。俺に頼むとろくなことがないんだよ」とばかりに諦めた顔。
しかしヴァネロペは、そんなことに頓着しているわけではありませんでした。
ラルフと協力して作った、自分だけのエンジンで動く車が手に入った! その小さな、しかし大きい事実が嬉しくて、あんなに狂喜乱舞していたのです。
もしかすると多くの人は、「カートができたのは嬉しいけど、もっとかわいい見た目にしたかった」とか「どうして失敗しちゃったの、ラルフ」とか言ってしまうかもしれません。
欲しいものが手に入ると、もっと良いものを求める。それは人間の思考のクセですね。
しかしヴァネロペは、当初の目標である「本物のカート」が手に入ったことを、まず大喜びすることができました。
ポジティブなエネルギーはポジティブなところに寄ってきますから、ヴァネロペがポジティブループに入っているのは明白です。
さらにはラルフに「私、レースで勝てると思う?」と尋ねた場面も同じ。
ラルフはしばし考えた末に「ちょっと?」と勝利の可能性が少しある風に答えます。
ヴァネロペにとっては、どうやらそれで十分のよう。
またも狂喜乱舞して「絶対勝つわ!」と闘志をみなぎらせています。
勝つ可能性がない、と言われればしょんぼりしたかもしれませんが、ヴァネロペは自分が信じることで、「少しの勝つ可能性」を「絶対勝つ」に変換できることを知っていたのかもしれません。
「勝つ可能性は低い」なのか「勝てる可能性がある」なのか。
物事のとらえかた1つで、結果に及ぼすエネルギーが大きく変わります。
Thank you for your reading!
I wish you all the best!
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