悪役とは

こんにちは! スピリチュアル作家のNoel Mercury (皇月ノエル)です(*´▽`*)

 

 

シンデレラ、アリエル、ラプンツェルなど、ディズニー映画の中のお姫様は「ディズニープリンセス」
そしてジャファー、マレフィセント、アースラなどの悪役は「ディズニー・ヴィランズ」と呼ばれています。

 

2018年12月21日に最新作が公開されるディズニー映画「シュガー・ラッシュ」では、主人公のラルフは、なんと悪役です!

しかし、この映画を英語で観た時、私はあることに気づきました。

「ディズニーヴィランズ」という言葉の「ヴィラン」とは悪役のこと。
しかしラルフたちの世界では、誰もヴィランとは言いません。

 

代わりに使われている英語は、”bad guy” です。
バッド・ガイも、直訳すれば「悪い人」なので、意味合いとしては同じ。

ですが”Villain”と”bad guy”の間には、大きな違いがあったのです。

 

ジーニアス英和辞典第5版をひきました。
“bad guy”では載っていなかったので、”bad”の意味を拾います。

 

bad
1、悪い、深いな、いやな
2、質の悪い、ひどい、下手な
3、[…が]下手な、苦手な
4、<事故などが>ひどい、<病気などが>重い
5、不適切な、不都合な
6、(道徳的に)悪い、不良の
7、<子供などが>行儀の悪い、いけない
8、[人・物にとって]有害な、よくない
9、<体の部分が>具合が悪い
10、(食べ物が)腐った、悪くなった
11、<機嫌が>悪い
12、気がとがめて、気の毒で

 

というような意味が載っていました。幅の広い言葉なんですね!
ラルフの人となりを表す意味合いとしては、6、7、8あたりが当てはまるのでしょうか?

 

 

次に、同じ辞書で”villain”を調べました。

villain
1、(劇。小説・映画などの)悪役、かたき役
2、(問題・もめごとの)元凶、張本人
3、犯人、犯罪者
4、(子供、動物を指して)いたずら者

 

ちなみにですが、”COLLEGE DICTIONARY 5th edition”という英英辞典で”villain”の意味を調べると。

1, a person guilty of or likely to commit great crimes; evil or wicked person; scoundrel
(罪人、または大きな犯罪を犯しそうな人・有害で悪い人物。悪漢)
2, a wicked or unprincipled character in a novel, play, etc.  specif. the chief such character opposed to the protagonist
(小説や遊びに出てくる、悪い、または道徳観念のないキャラクター。具体的には、主人公と敵対する盗人のようなキャラクターのこと)
3, someone or something regared as the cause of a problem, difficulty, injustice,ets.
(問題、困難、不正の原因と考えられる人やもの)

 

とありました。
(“bad”の英英辞典での意味に関しては、英和辞典と似ているところが多かったので割愛します)

 

 

ここで見えてくるのは、”bad”と”villain”の大きな違い。

二つとも、日本語にしてしまえば「悪役」という同じ言葉になりますが、”villain”には道徳観念がないのです。

 

“bud guy”の意味合いには、「(道徳的に)悪い、不良の」という意味こそあれど、道徳心を持っていないという表現はされていません。

実際、”bad guy”と言われているラルフは粗野ではありますが、ゲームが撤去されてしまった仲間にサクランボを分けたり、クライマックスでは自分のゲームのボーナスステージに登場させて、ゲームを盛り上げたりしていましたよね。

 

“bad”にも、もちろん「悪い人」という意味はありますが、意味から考えるに、それらの「悪い」は心がけ次第で直ったり、周りの人のおおらかさでなんとかできるかもしれないものです。

対する”villain”の意味する「悪い人」は、道徳観念に欠けているわけですから、もう少し性質の悪い人たち、ということになります。
確かに、マザー・ゴーテルとかターボのことを考えると……自分のために、人ひとりの人生をかなり変えていますからね(あくまで一例)。

 

 

つまりラルフは、「悪役」と呼ばれる役柄を与えられているわけですが、生粋の悪い奴ではないということ。

そもそも、完全なる悪役だったら、自分の生き方に疑問を持たないかもしれないし、毎日ペントハウスを破壊することも、泥の中に落とされることも、なんとも思わなかったかもしれません。

ラルフは主役であるという以前に、ヒーローとしての資質にあふれた「悪役」なのかもしれません。

 

 

 

 

Thank you for your reading!
I wish you all the best!

コメントを残す

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください