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皇月ノエルはこんな人

光と音に敏感な「繊細さん」(HSP)。小説家をしています。
コチラの記事で自己紹介しています
↓こんな感じの作品を書いています。
すべて短編です↓
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「第17回星の砂賞」審査員奨励賞受賞作「紙の森」
――悲しみから、朝が芽生える。
「ハナビシソウ」
――知らなかった。先祖が僕を見守っているなんて。
「もがり」
――これだけは覚えておいてね。私が、ずっと君を好きだっていうこと。
星の彼方から君を愛す
ご一読いただけますと嬉しいです。

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類が友を呼びすぎてすごい【映画『ボヘミアン・ラプソディ』をネタバレありのスピ考察!】

QUEEN

こんにちは。皇月ノエルです。

映画「ボヘミアン・ラプソディ」をシリーズで考察しています。

ひとりの変化が周りを動かす

劇中で印象的だったことのひとつが、フレディの周りにいる人たちの変化です。

厳しいお父さん、「ボヘミアン・ラプソディ」を使ってくれない社長、堕落していくポール、「親友」になったジム……。

フレディの人生には、その時の段階によって近くにいる人が変わります。
その変化はとても象徴的で、フレディ自身の変化をとても反映していると感じました。

ポールとの出会いが象徴するものとは?

特に取り上げたいのはポールのこと。

ポールと親しく付き合いはじめる前のフレディは、いろいろな意味できっぱりとしていました。

厳しいお父さんの説教には耳を貸さず、レコード会社の社長と決別し、自分のやりたいこと、「良い」と思ったことを成功させていく。

しかしポールとの距離が縮まるにつれて、そんなフレディの行動に変化が見られました。

ポールはフレディが抱く同性愛への葛藤を象徴している説

フレディの変化は、フレディ自身が抱く、自分への葛藤を象徴しているのではないでしょうか。

類は友を呼ぶ、または、引き寄せの法則です。

物語の前半、フレディはゲイであることを隠しています。

それで万事うまくいっていました。

しかしメアリーにゲイであることを告白した頃から、ゲイであることを「それとなく」ほのめかし始めます。

当時は、同性愛についての理解が浅かった時代。

同性愛者は「異常」と見なされることも多く、褒められた性癖ではなかったのでしょう。

同性愛者である自覚を持つ一方で、同性愛に向けられる批判的な目も分かっていたからこそ、フレディは堂々としていることができませんでした。

その迷いを表すかのように、この時フレディの周りにいた男性たちは怪しげです。

またポール自身も、自分の生まれにコンプレックスを抱き、とゲイである自分を認め切れていない心情を吐露するシーンがあります。

フレディも出身地と本名を隠していたので、ポールとフレディには「自分のルーツに否定的な印象を持っている」という共通点があることになります。

いわば負の面で繋がっている感じでしょうか。

迷いを断ち切ったフレディを待っていたジム

一方、同性愛者という共通点を持ちながら、ポールとはまったく違う雰囲気を持つ人がいます。

後にフレディの彼氏となるジム・ハットンです。

彼は「本当の君を見つけたらまた会おう」と言い残し、どん底にいるフレディに深入りしようとはしませんでした。

その時持っていたエネルギーが違いすぎて、それ以上関われなかったのでしょう。

後にも、フレディが電話帳を辿るものの、「あのジム」にたどり着けない描写があります。これもエネルギーの違いを感じさせますね。

劇中のフレディがジムと再会できたのは、ライブ・エイド当日。

フレディはこの日までに、同性愛者である自分を受け容れ、病気であることを受け容れ、自分は何者か(パフォーマーである)ことを受け容れた人間に変化を遂げています。

受け入れることの詳しい考察は別記事でしています。↓↓

自分は何者か【映画『ボヘミアン・ラプソディ』をネタバレありでスピ考察!】
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だからこそジムを訪ねる決意も固まり、会うことができたといえるでしょう。

人は自分近いエネルギーの人としか関われない

人は固有のエネルギーを持っており、まるで磁石のように、似たエネルギーを持つひとどうしが引きつけ合っているという考え方があります。

ことわざ「類は友を呼ぶ」の原理と考えても良いかもしれません。

逆に言えば、「人は自分と近いエネルギーの人としか関われない」ということ。

場所を変えても愚痴ばかり言う人が集まってきたり、何度も似た特性の人と交際してしまうという人は、人や環境を変える前に自分を見つめ直すことが必要だったりします。

自分が変わることで、周りが変わっていく。

「周りが変わる」というのも、出来事の起こり方がいろいろで、

  • 苦手だった人が異動になる
  • 苦手だった人が急に話しかけてこなくなる

これだけにとどまらず、

  • ひょんなことから自分が転職することになり、転職先がめちゃくちゃ理想の職場だった
  • 向こうから別れ話を切り出される/急に会わなくなる

など、パターンはたくさんあります。

フレディはメアリーからの一言で、自分に大切なことを思い出し、ポールと決別することができました。

メアリーの言葉をきっかけに、フレディのエネルギーが変わったということでしょう。

そして、もう一秒たりともポールと一緒にいたくないと思った。

それがフレディの転機であり、新しいエネルギーの段階に移行するきっかけになったのでした。

Thank you for your reading!
I wish you all the best!

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