こんにちは! スピリチュアル作家のNoel Kozuki (皇月ノエル)です(*´▽`*)
常にぴょんぴょん跳ねまわり、時にはラビットに嫌われる(笑)ティガーですが、映画「プーと大人になった僕」(原題:Christopher Robin)では大活躍です!
そして、その大活躍の根拠がまたまたスピリチュアル。
1、「鞄には大事な思い出を詰めといたぜ」
ティガーはクリストファー・ロビンの鞄に入っていた資料をうっかり使い、イーヨーの鞍にしてしまいます。
まず言えるのは、ここでティガーがクリストファーの資料を抜き出して使ったことで、マデリンの冒険のきっかけを作ったということ。
さらに、「じゃあ今のクリストファー・ロビンの鞄には何が入ってるの?」というプーの問いかけに対し、
「鞄にはもっと大事な思い出をつめておいたぜ」と得意げに答えています。
この「思い出」がなんなのかと言えば、オウルの家についていた風見鶏、「トンクリ」、イーヨーのしっぽ、そしてたくさんの枯れ葉と木の枝。
これがクリストファー・ロビンを地味に救ったことに気づきました。
クリストファーは、いなくなったというマデリンを探すため、とても重要な会議を飛び出すことになりました。残された人たちは、クリストファーを「無責任な奴」と評価……
したわけではありませんでした。
クリストファーの嫌味な上司が、ずっとクリストファーのことをあざ笑う演説を垂れていたんです!
彼はクリストファーが残していった鞄を勝手に開け、中に入っていた枯れ葉や枝、トンクリ、イーヨーのしっぽ(これは特にネタにされていましたね)などを一つひとつみんなに見せて、クリストファーの評判を落とそうとしていたんです。
結果的に見れば、これが時間稼ぎとして働いたのでしょう。
クリストファーが会議に飛び込んだ時、まだ手遅れにはなりませんでしたし、むしろ最善の結果を得ることができました。
これは明らかに、「鞄には大切な思い出を詰めた」と語ったティガーの功績です。
2、「ジャンプで悪いことなんか起こるもんか」
マデリンが機転をきかせ、せっかくみんなを鞄に詰め込んだのに、ティガーはしっぽを挟まれたことに混乱して、なんとか箱から出ようとジャンプします。
傍から見ると、明らかにそのまま箱に入っていた方が良い状況。
しかし、ティガーのジャンプで箱は開き、そちらに隠れていたティガー、ピグレット、イーヨーの3人は、大事な資料を残して通りの中に吹っ飛ばされてしまいます。
ここからが、奇跡の幸運ポイント。
宙を舞う3人がへばりついたのは、クリストファー・ロビンと妻のイヴリンが乗る車だったのですから!
クリストファーとこの3人が合流したことで、マデリンがクリストファーの勤める会社に向かったことが分かります。そうして完璧なタイミングで、親子が再会できることになるのです。
ティガーのジャンプは、過去にラビットから非常に不興を買ったし、
人によっては、何の根拠もなく「ティガー様の大好物だぜ」とか「俺様の得意技だぜ」と豪語するティガーが、あまり好きではなかったかもしれません。
しかし今回の一件で、ティガーはいくつもの大切なことを教えてくれていると感じます。
自分の得意なことに自信を持つこと、
自分の得意を心から信じること。
さらにティガーのように、「ジャンプ(得意技)で悪いことが起こるわけない」と、突き抜けた信頼を抱くことができるようになったら、もう怖いものなしなんじゃないか? とまで思ってしまいます。
ティガーもにっこりですね(^_^)
Thank you for your reading!
I wish you all the best!
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