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皇月ノエルはこんな人

光と音に敏感な「繊細さん」(HSP)。小説家をしています。
コチラの記事で自己紹介しています
↓こんな感じの作品を書いています。
すべて短編です↓
(作品タイトルをクリックすると、作品ページに飛びます)
「第17回星の砂賞」審査員奨励賞受賞作「紙の森」
――悲しみから、朝が芽生える。
「ハナビシソウ」
――知らなかった。先祖が僕を見守っているなんて。
「もがり」
――これだけは覚えておいてね。私が、ずっと君を好きだっていうこと。
星の彼方から君を愛す
ご一読いただけますと嬉しいです。

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運命に抗う

ヘラクレス -Hercules-

こんにちは! スピリチュアル作家のNoel Kozuki (皇月ノエル)です(*´▽`*)

 

「ヘラクレス」の悪役・死者の国の神ハデスは、世界を自分のものにしたいという目論見が成功するかどうかを知りたくて、運命の女神たちを呼びます。

 

彼女たちがハデスに告げた未来は、このようなものでした。

「今から18年後、宇宙の惑星が一列に並ぶ時、海底に封印されたタイタンたちの封印を解くチャンスが訪れる。タイタンたちはゼウスを封じ、ハデス……お前が世界の支配者となる!」
「けれどこの物語には続きがある」
「もしお前がヘラクレスと戦えば、お前は負けるだろう」

 

ハデスはこの予言を聞き、負けてたまるかと策略をめぐらせます。
その結果、ヘラクレスは怪力だけを残して人間の世界で生きねばならなくなり、物語が始まっていくわけですね。

 

 

私はここで気になったことがあります。

 

 

オリンポスの神々は、運命に縛られているのか?

 

 

 

ハデスは神です。宗教により多少の違いはありますが、神と呼ばれる存在は、そのほとんどが強大な力を持っていて、全知全能か、卓越した認知能力を備えていることが多い。

けれど「ヘラクレス」のストーリー進行を見ていると、ハデスは結局、ヘラクレスに負けている。
ハデスは未来を知っていたのに、そしてそれを変えるために努力をしたのに、予言された未来を変えることができなかった。

これはどういうことなんだろう?

 

 

 

わたしなりの答えはこうです。
ハデスは未来を知りたいあまり、自分の人生の流れを運命の女神たちに明け渡したのです!

 

どこからこの論理が出てくるかというと、根拠はもちろん作中にあります。

「未来の出来事を教えてくれないか」と持ち掛けられた女神たちは、最初、ハデスの頼みを断っていました。
その理由は、「未来を明らかにしてはいけないから」。

しかし諦めきれないハデスは、女神たちの外見を褒めるところから、彼女たちをおだてて機嫌をとり、なんとか未来を教えてもらおうとします。
そして英語のセリフの中で、こんな一言を言っているのです。

 

“My fate…  is in your lovely hands.”

(俺の運命は……あんたの可愛い手の中にある)

 

“Lovely hands”のフレーズで、女神はキュンとしちゃったみたい。

そして気を良くし、未来像を伝えてくれるのです。

 

 

スピリチュアル的に言うと、本来、過去も未来も無限で、今ここに同時に存在していると言われています。
本当に存在する時間というのは、無限の「今、ここ」だけで、今ここにいる私たちが、一瞬ごとに自分がどんな人間かを定義づけている。

私は、過去にこんな体験をしてきた人間です。
私は今、こんなことを考えている人間です。
私はこれから、こういうことを達成していきたい人間です。

こんなふうに。

 

本当は自分で切り開いていく、自由に創っていくことのできる運命を、ハデスは運命の女神(他者)の手にゆだねてしまったことになります。

未来の成功への確証が欲しかったばかりに。

 

 

ハデスのそもそもの失敗の原因は、ここにあったのではないでしょうか?
それが私の思いついたことでした。

 

 

 

 

Thank you for your reading!
I wish you all the best!

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