こんにちは! スピリチュアル作家の皇月ノエルです(*´▽`*)
ディズニープリンセスといえば、歌。
プリンセスたちは非常に楽しそうに歌いますし、内容はポジティブなものが多いです。
これは達観して見れば「パフォーマンス」なのですが、作品の中に気持ちを入れ込んで考えると、また違った見方ができるのではないか?
と思います(^_-)-☆
プリンセスは、自分の気分に正直なのです。
そしてその正直な気持ちが、物語を動かすカギになるのです!
作品ごとに、プリンセスたちのソロ曲があったりしますが、歌詞の内容からいくつかのタイプに分けることができると思います。
1、はたらきソング
とくに
・白雪姫(小人の家を綺麗にするとき)
・ジゼル(”Working Song”)
・シンデレラ(ナイチンゲールの歌)など
2、変わりたいソング
・ムーランの ”Reflection”
・ラプンツェルの “When Will My Life Begin?”
・アリエルの ”Part Of Your World”
など
3、恋かもしれない(恋したい)ソング
・メガラ(ヘラクレス)の “I won`t say I`m in love”
・ベル(美女と野獣)の 「愛の芽生え」
・アナ(アナと雪の女王)の”For the First Time in Forever”
など
どれも、自分の気持ちを歌いあげているものです。
(※「愛の芽生え」に関しては、野獣のパートもありますが
2人がデュエットしているわけではないのでベルのソロとして考えます)
音って波動です。
波動って、エネルギーです。
日本には「言霊」という言葉があるくらいですから、つまりは
人の口から発せられるものってエネルギーなのです!
特に歌というものは、普通に言葉を使って話す時よりも、喉を開きますよね。それに、歌は遠くまで響きます。
つまり、たぶん、歌って普通の言葉よりパワフル。
プリンセスたちが、自分の正直な気持ちを認め、
それをパワフルな「歌」という形にするからこそ、物語が動くきっかけを作っていることになるのだと思います。
特に、プリンセスが主役の話では、「変わりたいソング」を物語の序盤に歌い、その「変わりたい願望」が達成されていく過程が物語になっていることも多いと感じます。
例えば「ムーラン」(1998年)は
「ありのままの私でいることで、みんなも幸せに感じてくれるといい」と思っています。
そして物語の中で、男装して国を救うことで、皇帝からありのままの姿を認められ
ついでにイケメンで強いシャン隊長と結ばれました。
そしてラプンツェルは、
「いつまでも塔の中。私は外の世界が見てみたいの!」と歌います。
物語は、ラプンツェルが外の世界で冒険するのが主軸です。
さらに、塔から出る瞬間”When My Life Beigin?”の曲がもう一度歌われて、
序盤の曲の終わりでは、「いつ私の人生は始まるの?」だったのが、リプライズ曲では「これが私の人生の始まり!」に歌詞が変わっていることも印象的です。
さらにアリエルは
“Wish I could be part of that`s world”(陸の世界の一員になれたら良いのに)と歌っていました。
この歌詞はエリックに会うことで、「私は必ずあなたの世界の一部になるわ」という恋ソングに変わりますが、
この曲も、物語の主軸を表しているというか、
アリエルは人間になるという夢を叶えてエンディングですよね。
4人とも、それぞれの願いがありますが
これらは
「でも、○○だから……」
「どうせ、○○だから……」という理由づけをして、ムリヤリ諦めることもできるものばかりです。
「女性はつつましくいるべきと言われているから」
「お母様に外へ行くのは禁じられているから」
「陸の世界に行ってはいけないことになっているから」
これらって、理性の声に分類できるものだと思う。
でもプリンセスたちは、自分の心の願いを歌にして発信しているのです。
プリンセスたちは、私たちの心を代表するように正直ですから、
「周りに合わせて、既成の価値観の通りに生きていく」
ということが難しいのだと思います。
それは社会不適合者というわけではなく、むしろ人間のあるべき姿。
願いを発する形に制限はありませんが、プリンセスたちが 自分の気分に正直に
今感じていることを歌にして発信することで、よりパワフルに現実が動き出す。
その過程を描いているのが、ディズニー映画なのではないかと思います♪
Thank you for your reading!
I wish you all the best!