こんにちは! スピリチュアル作家のNoel Kozuki (皇月ノエル)です(*´▽`*)
「魔法にかけられて」の悪役、ナリッサ女王は、ナサニエルという名前の従者をいいように使っております。
ナサニエルとしても、女王にめっちゃ骨抜きにされてるし、
女王のためならなんでも! という心意気でニューヨークにやってきます。
ナサニエルは、女王のことが大好き。
でも、女王はどうでしょう?
そして、女王の末路はどうでしょう?
そう、
女王は人(ナサニエルだけだけど)に愛されているのに、高いところから落ちて死ぬという、ディズニー映画を代表するような終わり方をしているのですね。
これはどういうことなのでしょう?
端的に言ってしまえば、
人を見下しているからですよ
ということに尽きます。
ナリッサ女王は、いちばん慕ってくれているナサニエルを見下しているのです。
それは随所の言葉や動作からうかがうことができます。
ナサニエルを、「困っているふうに頼めばなんでもやってくれる、都合のいい奴」
としかとらえておらず、
「頼れる人がどこかにいないかしら?」
「それは自分です!」と言わせて、なんでもやらせようとする。
これは愛のある関係ではありません。ナサニエルの人のよさを利用しているだけです。
それに、ナサニエルに任せたからといって、ナリッサ女王が彼に全幅の信頼を寄せている、というわけでもありません。
ニューヨークの随所で指示を細かく出すのもそうだし。
結局、最後は女王自身がニューヨークにやってくることも、
「ナサニエルの手腕が(もともと)信じられない
もういいわ、私が自分でやったほうが早いわよ!」という気持ちの表れだと思う。
ナサニエルが女王の指示通り、ジゼルに林檎を食べさせようとして失敗するのも、ジゼルの愛とナリッサ女王の偽りの愛が競合して、勝負のついた結果だと思います。
ジゼルは心のままに生きていて、ナリッサ女王は計算ずくだから。
ジゼルが林檎を食べそうになった時は、うっかりキャラメル林檎を吹っ飛ばしてしまったり、アップルサイダーをピップ(リス)がひっくり返してくれたりして
難を逃れているのです。
3つ目の林檎は、ナリッサ女王自身が手渡すことでジゼルの口に入ってしまいますが、それはナリッサ女王が自力でやったからだと思います。
女王が見下すナサニエルに任せたら、見下しているわけだから低い波動が介在して
物事がますますうまくいかなくなる。
もういい! 自力でやる! と思ったら、自分の目的達成に近づく。
でも結局は、真実の愛の強さに敗れる。それが悪役女王の道筋。
人を信頼すること、信頼に足る人がまわりにいること、まずは自分から☆
Thank you for your reading!
I wish you all the best!
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