こんにちは! スピリチュアル作家のNoel Kozuki (皇月ノエル)です(*´▽`*)
黒執事26巻は、なんとも重い話が多いというか、重要な流れにさしかかってきたなというか……。
何度か黒執事を読み直す中で、気が付いたことがあります。
ソーマは、坊ちゃんが双子であることを知っているの? 知らないの?
私は最初、「気づいていないんじゃないか」と思っていたのですが、よくよく考え、よくよく読んでみると……
もしかして、気づいてるんじゃない?
今日はその根拠を書いていきます。
ソーマが「謎の人物」に襲撃される寸前、ソーマの執事であるアグニは、暖炉の灰かきをしていましたよね。
そしてその時に、写真の切れ端を見つけます。
写真の切れ端の内容は見えないようになっていますが、アグニの反応から察するに、あれはシエルと坊ちゃんの顔でしょう。
きっと、アグニは坊ちゃんが双子であることに気づいたのだと思います。
ですが、
それをソーマに伝える前に、謎の人物たちがタウンハウスを襲撃するのですよね。
ですが……。
襲撃後、坊ちゃんとセバスチャンが現場検証を終え、ソーマを運びだそうとした時のことです。
抱えられたソーマの手から、何かが落ちます。
そして坊ちゃんは、それを見て驚愕。アグニと似た顔。
もしかして、これってアグニが見つけた双子の写真では?
びっくりして前のページを見返すと、あの混乱と緊急事態の中で、アグニはちゃんと、ソーマに写真の切れ端を渡していたんです!!!
ソーマを部屋に入れる寸前ですね。
そしてセバスチャンが部屋のドアを開けた時、
ソーマは左手を顔に当てて泣いてます。
最初、手が痛い+アグニぃ~で泣いてるのかと思ってたのですが、
ソーマが負傷したのは右手です。
そして、もしも涙を拭おうとして左手を顔の前にあてがっているならば、腕が縦なのは不自然。
(涙をぬぐうなら、腕は顔をこするために横向きになるはずだから)
さらに、写真の切れ端が落ちたのは、ソーマの左手から。
そう、ソーマが泣いていた理由はきっと、
「アグニぃ」+「あいつ、双子だったんだぁ」ってことなんじゃないだろうか!
そう思ったわけなんですね。
さらにその証拠に、サリヴァンからアグニの容態を聞いた時、
「シエル」という言葉が出ても、ソーマは反応を見せません。
気が動転して、坊ちゃんに殴りかかったのにですよ?
ソーマはアグニから写真の切れ端を渡され、それに目を留めたのかもしれません。
そして、坊ちゃんが双子であることを知った。
いつもソーマが仲良くしようとしていたのは双子の片方の方で、襲撃に来たのはもう一人。
そう合点がいったからこそ、ソーマは「シエル」という名前に反応しなかったのではないでしょうか。
個人的に、「ソーマが勘違いの末に、坊ちゃんを殺しに来るのでは?」と邪推していたのですが、それは起こらなそうですね。よかった、よかった。
というか、あの緊急事態の中で、坊ちゃんの真実をソーマにも分かるように手がかりを渡すなんて……
アグニ、本当に本当に執事の鑑かよ。
I wish you all the best!
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